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表面デザイン仕様での個性化
2012年07月27日(金)
1.キャップ仕様 x ボトル仕様のバリエーションで個性化を推進
右下の白不透明なボトル+内白・外クリアーなキャップの組み合わせ(①)が基本です。 ダブルキャップの外を着色・不透明(②)にしたり、ポンプにすることで、ややシャープな 印象を持たれやすくなります。 また、同様に色濃い不透明キャップを使用した場合でも、ボトルが不透明白(④1)と、透明着色(④2)の差だけでも、まったく違った印象となります。 また、ボトルのグラデーション加工(③)は、グラデーションそのものが、個性を感じさせ、商品の印象を残してくれそうです。 キャップ素材と、ボトル素材への加飾コストを比較しながらデザイン仕様を決定していけば、ブランドのイメージ個性をリーズナブルに創っていくことが可能となります。
2.ダブルキャップ内・外 x 色・透け感:多彩な組み合わせで印象の差をつける
容器全体の上部に位置するキャップは、色と質感によって、商品の「高級感」を強く印象付けることができる部位でもあります。ボトル部分に比べて、デザイン変更ができる部位は少なく、ダブルキャップの内側の着色、外側の着色、外側下部ラインの色と太さの4か所となります。 基礎化粧品が持つ「付加価値」を印象付けるために、コスト高ではありますがダブルキャップを基本仕様としておりますので、その利点を最大限に生かした商品が多く見受けられます。特に、内側色がシルバーマット(④1)やゴールドミラー(④2) は、広範囲なボトル部分のデザインにも対応できる、オールマイティーな色と言えるでしょう。無論、女性用のみならず男性用にも使用可能です。 内側のメタルな印象をそのままに、外の素材を着色すると(④4)ぐっと華やかに個性的となるようです。 また、内側の素材を落ち着いたパステル調にし、外を透明にすると(④3)上品で優しい大人女子の印象となっていきます。 ダブルキャップならではの多彩な色と透明感の組み合わせで、御社独自の化粧品容器をぜひ開発なさってください。
3.注目されるトレンドカラー使いと定番カラー使い
容器全体の中で、着色面積が大きいボトル部分への着色は、基礎化粧品という素材の持つ清潔感を十分反映させなければならず、華美になりすぎる事を懸念して、白を選択するケースが多かったようです。しかしながら、近年の傾向として、下記の方向が上げられます。
- ファッショントレンドでもあるシャーベットトーン・パステルカラーを使用(⑤2)ボトルの着色については、淡い色を使用するとフェミニンな印象に、透け感を加えていくと軽いカジュアル方向が表現しやすくなります。
- メンズは定番の黒・グレーメタリック・ディープブルー等(⑤3)
- アンチエイジング用として、ホワイトとゴールドのグラデーション(⑤1)